ELGの発電機である「エルソナ」は、用途に応じて3つのタイプが用意されています。キッチンカーやイベントなどで活躍する軽量タイプのS-3500、学校の防災対策や病院の電源でも役立つS-5500や大容量の発電にも対応できるT-7500です。目的に合わせて適切なものが選択できます。
とくに発電機の重要性を実感するのは、大きな災害が発生した時です。 エルソナは、東日本大震災を活かし、開発されました。東日本大震災ではライフラインの復旧までに時間がかかってしまい、特に大きな問題になっていたのが電力の確保です。 発電機の中にはガソリンや軽油を燃料として電気を生み出すものもありますが、そもそも燃料不足の状況であったため、電気が確保できずにいました。早期に復旧できたのがLPガスです。 ここに注目し、LPガスを用いて発電ができる発電機としてエルソナが生まれました。エルソナはハイブリッド発電機であり、LPガスだけではなく、ガソリンも活用して電気を生み出すことができます。
発電機は日常で常に使うというよりも、キャンプに行った際やイベントの際、または防災対策における電源確保の一つとして利用されることが多いです。そのため、使い方が複雑な製品であった場合、本当に電力が必要になった時に使いこなせず、苦戦してしまう可能性があります。 ですが、エルソナは使いやすさにもこだわって開発された製品です。発電機の中には、エンジンをかけるまでに手間がかかるものもありますが、エルソナはワンタッチでガスボンベと接続したら、あとはスタートボタンを押すだけです。難しい操作などは一切必要ありません。 状況によっては1回で始動しないこともありますが、その場合も自動的に5回までリトライするので、使いやすさにこだわりたい方にも向いています。
ガスは完全燃焼する関係もあり、排出されるガスの濃度を抑えることが可能です。ディーゼルやガソリン式などと比べても低濃度の排ガスを実現できるので、環境に優しい発電機を導入したいと考えている方にも向いているでしょう。 また、臭いについてもそれほど強くありません。電気を生み出すためとはいえ、排ガスの臭いがきついと具合が悪くなってしまうことがありますが、そういった心配を抑えられるのも大きな魅力です。
ハイブリッド式の災害用発電機であるため、万が一の事態にしっかり備えられます。使い方もわかりやすく稼働時間も長いため、非常事態に備えたい方にぴったりです。
燃料の配達事業や緊急時の給油事業などを行っている石油会社の導入事例についてです。大型の台風被害によりライフラインが止まったことをきっかけに、準備に取り掛かりました。劣化しないことが大きな理由でLPガスに決め、万が一に備えているそうです。
冷蔵倉庫を抱える会社の導入事例です。冷蔵倉庫ということもあり、停電のリスクに備えるため、LPガスタイプの発電機を導入しました。燃料管理の容易さ、可用性の高さに注目した結果、LPガスになったとのことです。
エンジン | S-3500:100V S-5500:100V、200V T-7500:100V、200V |
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相数 | S-3500:単相 S-5500:単相 T-7500:単相、三相 |
周波数(Hz) | 50Hz/60Hz |
定格出力電圧(V) | - |
定格出力電力(kVA/kW) | S-3500:3.3kVA/3.5kVA S-5500:5.0kVA/5.5kVA T-7500:7.0kVA/7.5kVA |
運転方式 | OHV4サイクル単気 |
始動時間 | 記載なし |
寸法(mm) | S-3500:660mm×625mm×590mm S-5500:780mm×680mm×690mm T-7500:780mm×680mm×690mm |
質量(kg) | 記載なし |
騒音値(db) | 記載なし |
会社名 | ELG(イーエルジー)株式会社 |
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所在地 | 大阪府東大阪市長田東 3-3-28 |
電話番号 | 06-6743-2113(問い合わせ専用) |
URL | https://www.elg-inc.jp/ |
定休日 | 記載なし |