RAYPOWER 3kVA(レイパワー)
ここでは、LPガス発電機「RAYPOWER 3kVA」の特徴や、この製品を販売しているメーカー「レイパワー」についてご紹介します。
この記事はこんな方に
おすすめ
- LPガス発電機「RAYPOWER 3kVA」について知りたい方
- 製造元である「レイパワー」について知りたい方
- 「RAYPOWER 3kVA」がどんな施設におすすめなのか知りたい方
レイパワーのLPガス発電機「RAYPOWER 3kVA」とは?
40秒以内に自動発電
レイパワーが販売するLPガス発電機は「RAYPOWER 3kVA」です。劣化せず長期間保存できる上、長時間稼動できるLPガスを燃料に採用しています。
停電が起こった際は自動起動し、「4点 点火式 による急速燃焼」の採用により、停電を察知してから約40秒以内に自動で発電を開始することが可能です。停電復旧時も自動切換え&自動で停止します。
燃費性能に優れている
「RAYPOWER 3kVA」は、日産のエンジニアとして数多くの受賞歴を持ち、アメリカ「デイトナ24時間耐久レース」の優勝経験もある林義正氏が開発を担当。モーターレーシングの技術とLPガスを使用することで、壊れにくくコンパクト、かつ低燃費のエンジンを実現しています。
燃料消費量は0.83~0.90㎏/h。LPガスボンベ60㎏で、政府が推奨する「72時間連続稼働」を叶えることが可能です。
万が一の水害対策にも備えられる
ガソリンを燃料とするディーゼル発電機は、燃料タンクと一体化させなくてはならず、非常に重くなるのが一般的。しかしLPガス発電機は、エンジンユニットとLPガスボンベを接続ホースでつなぐことで稼働が可能で、エンジンユニットとガスボンベを分離設置できる点が魅力です。
この特長を活かし、エンジンユニットを柱上や建物上層部に設置し、LPガスボンベは取替が容易な場所に設置しておけば、水害リスクがあるエリアでも安心して備えることができるでしょう。
「RAYPOWER 3kVA」のスペック
エンジン | 水冷単気筒エンジン(220cc)LPガス専用エンジン |
---|---|
相数 | 単相2線 |
周波数(Hz) | 50Hz/60Hz |
定格出力電圧(V) | 100V |
定格出力電力(kVA/kW) | 3.0kVA |
運転方式 | 停電時自動切換/手動切り替え |
始動時間 | 停電より負荷投入まで40秒以内 |
寸法(mm) | 610mm×450mm×1095mm |
質量(kg) | 240kg(LPガスボンベ含まず) |
騒音値(db) | 70db以下 |
「RAYPOWER 3kVA」はどんな施設におすすめ?
停電だけでなく水害リスクにも備えたい施設
レイパワーのLPガス発電機「RAYPOWER 3kVA」は、非常にコンパクトかつ簡単に起動できる点が魅力です。軽量でガスボンベとの分離設置が可能なため、水害リスクがある地域でも安心して設置できるでしょう。
過去の災害では、せっかく備えておいた災害用発電機が水没してしまい、使えなかったケースがありました。今一度、自社・施設があるエリアのハザードバップを確認して、リスクがある場合は「RAYPOWER 3kVA」の導入を検討してみてください。
「RAYPOWER 3kVA」の導入事例
都筑ハートフルステーション
一般棟60床、認知症専門棟40床、計100名の受け入れが可能な介護老人保健施設「都筑ハートフルステーション」では、入居者の安心・安全・快適な生活を守るために発電機を導入しました。すでにディーゼル発電機を設置していましたが、ディーゼル発電機の稼働時間はわずか4時間。「もっと長い時間稼働する発電機が必要だ」と考えたそうです。
また、停電が起こった際は「誰が災害用発電機のスイッチを入れるか」も重要な問題。入居者の対応第一で、スイッチを入れることがスタッフの負担になるといけないため、自動起動できる点も重視しました。
連続稼働時間が72時間と非常に長く、停電時も自動起動するレイパワーの発電機を導入することで、6000Wの電気を5日間継続して供給可能な施設に生まれ変わりました。
レイパワーはどんなLPガス発電機販売会社?
環境に優しいエネルギーを使った発電機を製造
レイパワーは、東京都千代田区霞が関に拠点を置き、ガスエンジン発電機の製造、販売、保守を行っている企業です。自動車のエンジン技術を駆使した新エネルギー開発を行っており、環境負担の少ないクリーンエネルギーによる防災対策の検討や、プロパンガスによるエンジン発電機の製造などで実績を重ねています。
レイパワーの会社概要
会社名 | 株式会社レイパワー |
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所在地 | 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館36F |
電話番号 | 03-5157-8455 |
URL | https://raypower-engine.com/ |
定休日 | 記載なし |
いざというときに使える
災害用LPガス発電機
メーカー3選
補助金助成の条件である「連続稼働が72時間(3日間)以上」(※)のLPガス発電機を提供している、LPガス発電機メーカーを厳選。導入する施設ごとに、おすすめの会社をご紹介します。
- 医療・介護施設
に導入するなら - 大規模商業施設
に導入するなら - 宿泊施設
に導入するなら
に導入するなら
時間が一番短い※2
に導入するなら
一番大きい※2
に導入するなら
LPガス発電機
【選定条件】
2024年2月26日調査時点「LPガス発電機 メーカー」とGoogle検索して上位表示される企業のうち、72時間以上(3日間)の連続稼働が可能と公式HP上に表記し、
導入事例を掲載しているメーカーをピックアップ。 そのなかで、公式HPで確認できる情報を基に以下の要望別で各社を選定しました。
■医療・介護施設に導入するなら=昭栄
調査した中で停電検知からの起動時間~起動から電力供給までの時間が一番短かったため※参照元:昭栄公式HP(https://www.shoei2000.co.jp/about.html)
■大規模商業施設に導入するなら=GENERAC
kVA(提供可能電力)が調査したなかで最長だったため
※参照元:GENERACHP(https://generac.jp/product/guardian-series/)
■宿泊施設に導入するなら=Denyo(騒音値が調査したなかで最も低かったため)
※参照元:Denyo公式HP【PDF】(https://www.denyo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/08/legpower-1.pdf)
※1.2024年2月26日調査時点
※2.本メディアの調査企業21社の内。